いきなりテンション高くてすいません!!
タイトルにもある通り、今回の内容はAsia Beatbox Championshipについてです!!
というのも先日7/19、20の二日間でBeatboxのいわゆる「アジア大会」が開催されていました。
会場を台湾として行われましたが、ネット配信がされていたので多くの人がこの大会に参加することができたのではないでしょうか。
また、今大会は日本代表として21人がバトルに参加していて、日本人にとっても注目の大会だったと思います。
かく言う僕は、実はテスト勉強とレポートとアルバイトに追われて中継を生で全部見ることができませんでした。悲しい!!
全試合ではないですが、YouTubeのAsia Beatbox チャンネルで一部の試合を見ることができます!僕も生で見れなかった分はYouTubeでまとめて見ました。嬉しい!!
と、テンションが上がっていたのですが、
そもそもBeatboxについて知らない人がこの記事を読んでも「何のこと?」となってしまうことを忘れていました。
今回はまずBeatbox Battleについて軽く説明した後、実際の内容に入って行こうと思います。
Contents
Beatboxバトルとは?
Beatboxバトルにあまりなじみのない人も多いと思います。
僕もBeatboxバトルはよく見るのですが、ラップバトルについてはよくわかりません。よく見るものでないと詳しいルールなどについて知る機会って意外とないですよね。
なのでまずは「Beatboxバトルとは何か」について軽く説明します。
Beatboxバトルとは、口とマイクを使ったパフォーマンスで競う、現代の音楽文化です。
リズムやベース音、メロディーや歌などを組み合わせ制限時間内でどれだけ素晴らしいパフォーマンスができるかが勝負のカギとなります。
勝敗は判定制で決定し、一般的に判定員(judge)が決めるものが多いですが、まれにお客さん(audience)の多数決で決めることもあります。
判定基準は 「ビートの正確さ」「技の数」「音質」「全体の構成」「聴いている人に響くものであるか」などがあり、数値のような目に見えるようなものではありません。
個人によって当然好き嫌いもあるので、多くの場合判定員は複数人数となります。
今大会における3つの部門
今大会( Asia Beatbox Championship 2019)はsolo、tag、loopの三つの部門のそれぞれで競い合う形式でした。
同じbeatboxですが、性質が大きく異なっているため楽しみ方は多種多様です。
solo部門とは
soloというのは、beatboxの中で最も一般的に行われる、一対一で競う形式です。
次に説明するtagよりもより「即興(相手の技をそのままやり返すなど)」が出しやすいという特徴があります。
また「その人にしかできない技」なども存在し、それが特に際立つのがこのsoloだと思います。それはまるで必殺技のようで披露されたときのテンションの上がりようったらないです!
tag部門とは
tagというものは、二対二(teambattleという、二人以上で対決する場合もあります)で競う形式です。
一人でできる音の数には限りがありますが、二人で行うことで例えば低音部分と高音部分、ビートと歌、などというようにより音のパートが増幅します。
また、二人で息の合ったbeatを刻むことによる面白さもこの形式の魅力の一つだと思います(例えるならシンクロで息がぴったり合ってることの面白さみたいな、ちょっと違うか)。
loop部門とは
loopというのは、正式には「loopstation」という録音した音を重ねていき音楽を作る、今注目されている形式です。
一般的なbeatboxのイメージよりDJのような操作をするため、DJに近いと言ったほうがわかりやすいかもしれません。
音を何個も重ねることができるため、バトル自体もsolo、tagとは大きく異なった特徴を持っています。
Asia Beatbox Championship 2019
今回のAsia Beatbox Championship2019(ABCともいわれます)は2日間にわたって非常に多くのバトルが繰り広げられました。
また予選も含めるとものすごい数のbeatboxerが悔しい思いをしたと思います。
勝負が進めば進むほど敗者は増えていきます。勝負だからしょうがないですね。
でも負けても「こいつになら託してもいい」と思えたり、対戦相手や仲間を本気で応援したくなったり、もっと頑張ろうと思ったり、負けた人にもいろいろな思いがあります。だからこそ優勝者は輝いているんだと思います。
そんな中選ばれた今大会の優勝者には素晴らしい栄光があったと思います。
solo部門 Hiss

韓国のbeatboxerである彼はバトルがとにかく強く、初登場の動画の時点ですでに異次元の凄さを持っていました。
世界大会初参戦のGrand Beatbox Championship2017では決勝戦まで進んだ経歴があります。
かく言う僕も、韓国beatboxerはH-hasやTwo.hなど様々な選手がいますが、hissが一番好きです。
決勝では台湾のChuanを破り見事優勝を手にしました。
Hiss初登場時の動画です。
日本人選手はkoheyが3位、momimaruが4位という結果でした。
koheyは高速ビートが特徴的なbeatboxerで、なんと出てきた当時はまだ高校生だったんですね。一時期instagramで話題となっていたinstaaremchallengeで初めて見たんですけど、高速すぎて口どうなってんねんてなりました。
momimaruは去年の日本大会で日本一になったすごい人で、彼のbeatは聴いててほんとに飽きないです。構成が非常に上手なプレイヤーだと思います。二人とも本当に惜しかったです。来年また二人の活躍を見たいです。

tag部門 Rhythmination

tag優勝は日本のrhythminationでした。
エンターテイメント性に富んでいるだけでなく二人にしか出せない独特の世界観みたいなものがもろに出ていましたね。面白かったな。
tagバトル、実はtop4が全部日本でした。強い。
その中でも僕は特にsound of sonyの二人をひいきして応援していました。実際お会いしたこともあって、日本人tagの中で一番好きなコンビです。まじでかっこいい。惜しくも3位でしたが、楽しませてもらいました。次回こそ優勝してほしいですね。
loop部門 SOSO
日本代表のSOSOが見事優勝しました。
実際見てみてください。やばいです。
最後に
結果しか書けていないですけど、やっぱり百聞は一見に如かずだと思います。
もし興味があるようでしたら少しだけでも見ていただけたらなと思います。
趣味全開ですいませんでした!
それではまた!