お久しぶりです。ともずです。
今回はちょっと普通に大学生活を過ごしていて思ったことについて書こうと思います。
というのも、先日ふと思いました。
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犬も歩けば棒に当たる
江戸いろはかるたの中でもこの札は一番初めの「い」に当たるため多くの人が知ってると思います。
国民的アイドルグループが「嵐」なのであれば、この札は「江戸いろはかるた界の嵐」といっても過言ではないでしょう。
とは言ったものの意外と意味を知らない人が多い。
それはきっとその由来の複雑性が問題だと思います。
というのもこのことわざは本来、「用もないのにうろうろ動き回っていると災難にあうためおとなしくしていたほうがよい」というマイナスのニュアンスを持っていました。
しかし幕末期から明治初期にかけて次第に「出歩いていると思いがけない幸運をつかむ」というプラスの意味を持ち
現在広辞苑には、「物事を行うものは時に禍(わざわい)にあう。また、やってみると思わぬ幸いにあう」という両方の意味を持ち合わせたものとされています。
つまり、なんかに取り組めばいいことか悪いことかが起きるということですね。
めっちゃ当たり前のこと言うやん、、、。
使い方はこんな感じですかね。
負けるが勝ち
これほんとに意味わからないですよね、、、。
小学生の時にこのことわざを知って、意味よくわからなかったんで、じゃんけんとか消しピンとかで負けたときに「負けるが勝ちやぞ!!」って言ってました。
実際はどんな意味なんでしょう。広辞苑やことわざ成句辞典には
「強いて争わないで相手に勝ちを譲ったほうが、結局は自分に有利な結果をもたらす」
とあります。その場では負けたようでも、広く見れば勝ちにつながるということですね。
絵札には「韓信の股くぐり」が書かれているものがあるようです。
これは、中国の漢王朝の武将であった韓信が青年時代に多くの人が見ている中で町の若者に「てめえは背が高く、いつも剣を帯びているが、実際には臆病者に違いない。その剣で俺を刺してみろ。できないならば俺の股をくぐれ」と挑発された際、その若者の言うままにその人の股をくぐるというはずかしめを大いに受け入れたという出来事です。
この後彼は多くの戦いで活躍し、項羽を孤立させたということからわかるようにまさに「負けるが勝ち」って感じですね。
ということで、小学生の時に僕が言っていた「負けるが勝ち」はシンプルな敗北ってことですね。
例文はこんな感じでしょうか、、
知らぬが仏
主語と動詞の位置が逆な気がするんですけど、、、倒置法かな。
日常会話ではよく、「ばれてないからセーフじゃね」的な意味で使われているような気がします。実際はどんな意味なのでしょうか。
しかし実際には当人の主観的とらえ方に関する部分が強いような気がします。
広辞苑及びことわざ成句辞典には
「知ればこそ腹も立つが、知らなければ仏のように平穏な境地でいられる。」
ということから転じて
「当人だけが知らずに平気でいる哀れみ」
を嘲笑的に意味することもあるそうです。
つまり「あいつだけ知らねーでのんきにしてやがるぜ、プクク、、。」とディスられているということですね。
そら使う人いないわ。だってそんなおしゃれにことわざで陰口たたく人いないですもん。
もちろんそのままの解釈としてポジティブにとらえるなら「嫌なことも知らなければ平気」という意味として使用することができます。こっちの意味で例文を上げるなら
ということですね。転じた意味の例文としては
これでいいですかね。うん、そうしときます。皆さんがこの例文みて「こいつ下手やな。」ってなっても知らぬが仏なんで。
書き終わっときます
とりあえず書き終わっときます。僕2000字以上書くと眠くなっちゃうんで。
江戸いろはかるたは面白いことわざがいっぱいあるので、是非一度日常生活で使ってみてくださいね。使ってみないと始まりません。犬も歩けば棒に当たるです。
「言葉は使われなくなった瞬間がその言葉の終わりの瞬間」って誰かが言ってた気がするんで。
ということで、ここまで読んでいただきありがとうございました。
また書きます。