こんにちは、しんです。
留学先での履修登録。
海外の大学にそのまま進学した人であれば、カリキュラムに沿って授業登録をすればいいので、悩むことなくすんなり行くことかと思います。
しかし、交換留学などの制度を使って留学をしていると割と困ることが多いです。
そこで今回は、困っている人や準備をしておきたい人に対して、
- 留学先で履修登録に困ったらしておきたいこと
- 困らないためにしておきたいこと
の二点について紹介します。
Contents
留学先で履修登録に困ったらしておきたいこと
学科のオフィスに相談
まずは学科のオフィスへ行ってみましょう。
履修登録の仕方がわからない場合や、履修登録をしたいけど何か理由があってうまくいかない場合、学科ごとに設けられているオフィスに相談に行くのが一番早いです。
オフィスでは履修登録の相談を予約するメールアドレスや、その授業の情報など様々なことを教えてくれます。
しかし、基本的に授業登録の案内や日々の学科内でのトラブルを解決に導くためにあるのがオフィスです。
授業の内容や席の空き情報などは知らない場合が多いので、完全な解決には至らない場合が多いですが、大抵のことには対応してくれるのでまず一番最初に行きましょう。
授業担当の教授にメール
もしオフィスに行っても解決しない場合は、教授に直接メールしてみるのもありです。
教授に直接メールをすることで、後日、直談判をすることや残り席数の確認、履修登録できる可能性を教えてもらえる場合があります。
しかし、一つ注意してもらいたい事が、この方法がうまく行くかどうかは教授によるという事。
教授にもいろんな方がいて、メールをすぐ返してくれる教授、一生見ないんじゃないかってくらい返信がなかったり、自分はアドバイザーじゃないのでと言って一蹴されたり、様々です。
しかし、どうなるかは送ってみなければわからないので、出来るのであれば送ってみるといいでしょう。
実際にクラスに行ってみて授業を登録できるか交渉
この方法は新しい学期が始まってしまい、自由な履修登録の期間が終わった後の手段になります。
実際にクラスに行って授業を受け、教授に直接話す事で履修できる場合があります。
これを僕の通っている大学では俗に、「crash」と呼んでいて、waitlistに入っている場合や、履修登録が締め切られていた場合にもチャンスがあります。
実際、僕も「crash」したことがあるのですが、諦める人や時間が被っている授業がある人が多く、比較的成功しやすいです。
違う学科の授業で興味のあるものを探す
実はこれが一番、面倒を回避しやすい方法かもしれません。
通常の履修登録と同じで、席が空いている他の授業であれば、履修登録期間中はいつでも履修することができます。
なので、特に学科との相談もなく簡単に履修登録ができ、一番楽な方法です。
学科数が多い大学であれば案外、他の学科に似たような授業や、実は知らなかったけど面白そうな授業が眠っています。
せっかく海外の大学へきてみたのですから、自分の学科ばかりに固執せずに好きなものも履修してみるといいかもしれません。
僕の場合、本当はComputer Scienceの授業を履修したのですが、Graphic Designを履修しました。実際授業に行ってみると面白くて、即決で履修登録しました。
困らないためにしておきたいこと
必修科目の確認
日本の大学で履修登録をする場合、履修登録のために必要な授業はあまりないかと思います。それは、日本の大学のシステムで必修科目というものが厳密に決められていて、必修科目を履修することでどの授業を取るのにも困らない程度の教養をつけられるからです。
しかし、海外(少なくともアメリカ)では、学科数と授業数の多さから、Prerequisitesというある特定の授業のための必修科目が決められている事が多いです。
説明がわかりにくいため補足すると、例えば僕の大学のシラバスの場合
こんな感じでPrerequisiteが定められていて、CSC60を履修する場合にはCSC20とCSC35の履修が必要になります。
ですが、交換留学で初めて来た学生がそんな授業を履修した訳もなく、履修したいと希望するからには日本の大学のシラバスや、成績証明書などが必要です。
日本の大学のシラバス(英語ver)があるか確認
授業を履修するための必修科目が設定されている場合、日本の大学のシラバス(英語ver)があると便利です。
自分がどんな授業を受けてきたのか、ある特定の授業を受けるためのスキルは備わっているのかといった作業がスムーズに行えます。
しかし、ほとんどの大学では英語のシラバスが存在していないと思われます。
これは、履修登録の前に大学へ確認をしたり、無い場合には教授に用意してもらうことで解決する事ができるので、確認をしておきましょう。
早めの行動
最後に、どんな手段においても早めの行動が肝心です。
日本出発前から留学先の授業や必修科目の確認をする事でよりスムーズに履修登録が進みますし、万が一、何か資料が必要となった場合にも対処する事が可能です。
僕含め、履修登録で失敗する原因のほとんどが遅く行動してしまったためだと思われます。
しかしテスト期間と履修登録が重なりやすいことも事実。

本当にクレイジーだと思う。。
何事も「早めの行動」を心がけて、円滑な留学生活を送りましょう。
最後に
今回は、留学先の履修登録に困ったらしておきたいことについてまとめてみました。
履修登録は今後の留学生活を大きく左右する大イベントです。
そんな大事なイベントを台無しにしてしまわないよう、慎重に、柔軟に、早めの行動を心掛けましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また!