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シンドラーのリスト(原題: Schindler’s List)レビュー

『シンドラーのリスト』ってこんな映画

第二次世界大戦下で実際に行われた”ホロコースト”とユダヤ人を救った”オスカー・シンドラー”の英姿を史実に基づいて描いた戦争歴史ドラマ。

ジャンル

ドラマ、歴史、戦争

監督・キャスト

監督:Steven Spielberg
脚本:Steven Zaillian
原作:Thomas Keneally

主演:
Liam Neeson (オスカー・シンドラー役)※ユダヤ人を救った人
Ben Kingsley (イザック・シュターン役)※シンドラーに付き添っていた人。
Ralph Fiennes (アーモン・ゲート役)※プワシュフ収容所の所長
Caroline Goodall (エミリエ・シンドラー役)※オスカー・シンドラーの妻
Jonathan Sagall (ポルデク・ぺファーベルグ役)※コートを売った人
Embeth Davidtz (ヘレン・ヒルシュ役)※メイドにされていた人

受賞歴

【第66回アカデミー賞】
作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、作曲賞、美術賞

【第51回ゴールデングローブ賞】
最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞

参考:【映画.com】 https://eiga.com/movie/45728/

製作年・製作費

1993年公開のアメリカ映画。製作費は2200万ドル(日本円でおよそ23億6000万円)

製作会社

Amblin Entertainment

配給会社

Universal Pictures

あらすじ

舞台は1939年、第二次世界大戦中のポーランド・クラフク。ドイツ軍に占領されたクラフクに住むユダヤ人は、ゲットーと呼ばれるユダヤ人隔離居住区に強制収容されていた。ドイツ人でナチス党でもあるオスカー・シンドラーはユダヤ人のイザック・シュターンと共に琺瑯(鍋のようなもの)を作り、そこに住む労働力の安価なユダヤ人を雇い、ビジネスを開始する。しかし、そこへアーモン・ゲート少尉が到着してから自体は一変した。ユダヤ人が次々と虐殺されていく姿をみたシンドラーはあるリストを作り、ユダヤ人救出を試みる。

感想と考察

全編195分と、最近の映画ではあまり見られないような長編映画。DVDも二枚組になるくらい長い映画でしたが、そうとは思えないほどに短く感じる映画でした。

この映画を一通り見ると、最後に心に残っているのが劇中に出てくる赤い服をきた少女。彼女が白黒の世界で唯一「色」を持った人で、シンドラーの心に大きな影響を与えていました。

彼女がどうして「色」を持っているのか、本当の理由は定かではないですが、僕が思うに「シンドラーと対照的な人物」として描かれていると思いました。

「大人」と「子供」、「ドイツ人」と「ユダヤ人」、「男」と「女」、「主」と「従」

シンドラーはナチス党の一員で、権力も持っているため、ユダヤ人を好きに扱うことができる立場にいました。

しかし、彼と真反対な立場に立つ彼女を見て、彼の心に大きな変化が芽生えたのだと思います。

何もできずに、戦争という勝手な大人の都合で巻き込まれてしまった一般市民のなかの子供たち。不当に差別や虐殺を受けているユダヤ人をみて、自分の権力や財力をユダヤ人救出に使ったオスカー・シンドラーは真の人格者だと言えます。

この映画の小話

監督はスティーブン・スピルバーグだと冒頭で紹介しましたが、実は彼もユダヤ人。この作品には相当な思い入れがあったはずです。

この作品を製作するにあたって、最初はオスカーシンドラーの歴史を映画で表現することに不安があったそう。

「歴史は歴史」であるため、それ以上にもそれ以下にも変えられない内容を、亡くなった600万人以上の犠牲者やわずかな生存者のために、史実や体験談に基づいて製作されたそうです。

実行できる能力があり、影響力もあるスティーブン・スピルバーグ監督はは、この事実を世界中に伝えるために製作したのだと語っていました。

この動画ではより詳細に「シンドラーのリスト」の裏話をスティーブン・スピルバーグ監督自らが語られています。

この映画が好きな人におすすめ

ヒトラーの忘れ物

終戦後に地雷撤去としてデンマークに送られた、若いドイツ兵たちの悲しい実話。

ヒトラーを欺いた黄色い星

ホロコーストから必死に逃れ、生き延びることを目指したユダヤ人たちの実話。

プライベート・ライアン

冒頭20分は映画史に残る。一生に一度は見ておきたい、スピルバーグ監督作品の一つ。

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