こんにちは、ともずです。
この頃僕は、大学の授業がすべてオンラインなのでお家で授業を受けているのですが、宿題の量と授業の量が普段の対面授業と比べて絶対増えてると思います。
なんでなんですかねぇ。
さて、今回は大学の授業を受けていて政策について扱うものがあったので、
これを機に僕の所属学部である「政策学部」について簡単に説明していこうと思います。
大学生であれば多くの人が「何学部なん?」と聞かれることがあると思います。
僕もこれまで多くの人に聞かれました。
文系の学部には主に文学部や法学部、経済学部、商学部、経営学部など多くの学部がありますが、そのほとんどが学部名を見れば何を勉強する学部なのかわかるものです。
例えば「法学部」だったら「法律を扱っているんだな」と簡単に解釈することができます。
しかし「政策学部」と聞いて「ああ、あれか。」となる人は少ないと思います。
政策と聞いて思い浮かぶのが福祉政策、環境政策、外交政策などといった使い方だという人も多く、「なんか政治的な感じの学問なの?」と思われがちです。
しかし実際はもっと広い範囲を扱っています。
志望大学を悩んでいる高校生の方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
政策とは
政策学部というくらいなんだから政策を扱う学部なのですが、その政策とはいったいどんな学部なのでしょうか
実は政策には様々な定義があって詳しく調べるほど深くなっていくものですが、簡単に言うと
政策とは
問題を解決し、現実を理想に近づけるもの
だと思います。
なんかかっこいい感じになっちゃっていますが、もっと簡単に言うと
問題解決への工夫
です。
現在の問題をどうやって解決するか、どの方法で解決するかということを中心とします。
そのため政策学部では基本的に政治の話を多く取り上げますが、必ずしも政治の話ばかりではなく組織(企業など人のまとまりなど)であればそこに政策は存在します。
政策科学という学問分野は割と歴史が浅く、ハロルド・ラスウェルというアメリカの学者が提唱したことから始まっていますので、20世紀に入ってできた学問分野です。
法学や経済学に比べ知名度が低いことには、このような背景があると思います。
さて、政策学部では何が勉強できるのでしょうか。
政策学部で勉強できること
社会において問題を解決するためには幅広い知識が必要になります。
だからこそ幅広い基礎知識を習得するため、僕の大学では一年生のうちに法学、政治学、経済学、経営学、行政学、組織論、統計学、そして政策学というように多くの学問が基礎科目として組まれています。
その内容を使い、二年生から興味のある分野に深めていくという感じになります。
例えば僕は入学前から国際政治に対し興味があったのですが、一年生での基礎科目を終えた後から国際法や国際政治史、日本外交などといった科目を履修してきました。そして現在研究室(ゼミ)にて国際政治を勉強しています。
三年生となった今は、研究室にて活動していますが一年生の時履修した政治学、経済学、統計学などの知識は学問分野がほとんど絞られてきた現時点においても研究で役に立っています。
このように経済学部、法学部などにはできないような
複数の学問分野を使って現在の問題を見つめることができています。
政策学部に入るメリット
政策学部では多くの学問分野を扱うことができるので、複数の学問分野に手を出せるというメリットがあります。
例えば
という人にとってはまさに最高の学部なのではないのでしょうか。
事実、僕も同級生がそういう動機で政策学部を選んだというのを聞いたことがあります。
どんな人が政策学部におすすめか
メリットの話と少し似てしまいますが、次にどんな人におすすめかについて話していこうと思います。
現在の問題をどうやって解決するか、どの方法で解決するかということを中心とするので、
という方に、すごくおすすめです。
あと先ほど書いたように、政策学部では問題の解決が目的なので、入る時点で何をやりたいかは決まっていなくてもいいです。
なので、自分が何を勉強したいのかわからないという人は
とりあえず入ってみて決める
ということもできると思います。
例えばもし途中で経済学に深く興味が出たという場合は、大学院に入るという選択肢もあると思います。
このように政策学部には多くの可能性があると思います。
終わりに
とりあえず政策学部について簡単に説明してみました。
日本の現状に何か問題を感じている方、興味がある方はぜひ政策学部がおすすめです。
あ、僕は別に大学の回し者じゃないので安心してください。
高校生の方、受験頑張ってください。応援しています。