先日長野市から湯田中までサイクリングしてみました。
写真を撮りたかったので湯田中に行こうと決めたのですが、長野市から湯田中のサイクリングをネットで調べても全然ヒットしない、、
「もしかして湯田中まで行けないの??」
と思いつつ、約60kmの中距離ライドをしてみました。
Contents
長野市-湯田中間サイクリング!
出発地点は長野市
(画像は長野駅から湯田中駅までのルート)
出発地点は長野市某所。目的地は湯田中駅に設定し、朝の10時45分ごろ出発しました。本当はもう少し早めに出発する予定だったのですが、タイヤの空気を入れたり、忘れ物がないか確認したりで結局時間がかかってしまいました。(前日からちゃんと準備しておこう!)
湯田中までの距離はおよそ30km。往復だと60kmになります。距離としてはそこまで長くなくとも、問題なのが標高。
画像から分かるように、途中までは普通に上り坂程度だと思ったら、最後の数kmの標高変化がエグい!「え、今から壁でも走るの?」と思いました。
もしかしたら湯田中って自転車で行けない?と思い、湯田中までサイクリングしてみた系の記事を探してみると、やっぱり1つも見つからない。本当に諦めかけましたが、逆に「それならやってやるわ!」と燃えました。
(10km~) りんご農家
10kmくらいを過ぎたところで長野市ならではの「りんご農家」をよく見かけるようになりました。11月中旬ということもあり、りんご狩りが盛んに行われていいるようです。走っていると家族でりんご狩りをしているのが見えたり、りんごの匂いが風に乗って香ったりしてとても気持ちが良かったです。
自転車を漕ぎながら季節に触れられるのもサイクリングの醍醐味ですね〜
りんご農家が見え始めたくらいから、結構な頻度で「パァンッ!」という銃声みたいな音が鳴り響いていたのですが、あれはなんだったのか。早朝に山の方から狩猟用の銃声が聞こえる事はよくありましたが、普通の道路でそれを聞いたのは初めてだったのでびっくりしました。
(15km~) 信号が縦になった
半分くらいに来たところで、だんだん縦のタイプの信号機をよく見かけるようになりました。雪が多いイメージのある長野市ですが、少なくとも僕が引っ越してきてからはそんなにたくさん降っているイメージもなく、街中の信号は横向きです。ですが、この辺りの信号機は縦。冬になると雪がたくさん降ることがわかります。
(25km~) 行く手を阻む坂道
25kmまではそんなに疲れる事なくスイスイ来れました。ですが、問題なのが残りの5km。ほとんど坂が続いて、その標高差は200mありました。サイクリングをする場合、坂道は全部自転車でこぐべきなのか、歩いてもいいのかわからなかったので、最初は挑戦してみました。ですが、思ったより進まないしペダルが重すぎるので諦めて歩いたり、ちょっとなだらかになったら自転車に乗ったりを繰り返してました。
やたら足が重く感じたり、太ももの前の方の筋肉(大腿四頭筋)に痛みを感じたりしてましたが、もう少しで坂を越えられそうだったので無理して進んでました。(それがいけなかった、、!)
両足つった
そして、当然のように脚を攣りました。それも両足。トンネルで。本当に死ぬかと思いました(笑)
自転車を降りようと足を上げようとしても、棒のようにピンと貼ってしまっているのでサドルを跨げず、つま先でちょこちょこ地面を蹴りながらなんとかトンネルの外に出てストレッチしました。
サイクリングをするときに大事なのがある程度の時間が経ったら補給食を摂る事です。補給食によって必要な栄養素が補われて(カルシウムやミネラルなど)、脚ツリやハンガーノックを防止できます。かくいう僕は知らなかったのですが、、笑
サイクリングやマラソンが趣味の人など、長い時間一定の負荷をかけながら運動する人にとっては常識かもしれません。
湯田中到着!
文字通り、山あり谷ありなコースを終えて、無事湯田中駅に到着しました。到着時間は12:45分ごろ。もともと2時間ちょっとの走行時間を予定していたはずが、思いの外坂道に時間を取られてしまって3時間くらいかかってしまいました。
お蕎麦
千と千尋のモデルとも言われる「金具屋」
とある銭湯
長野市ー湯田中間の走行時間
行きは3時間くらいかかってしまいましたが、帰りはほとんど坂道ということもあり2時間かからず帰宅できました。
なので、長野市(長野駅周辺)から湯田中駅までの往復はおよそ5時間ほどということになります。
終わりに
今回、実は筆者にとって初めての中距離ライドでした。ちょうど写真のコンテスト用に写真を撮りたいなと思っていた(結局ギリギリすぎて提出できなかった)ので、前から行ってみたかった湯田中に自転車で行こうと考えました。
往復60kmと聞こえは長く感じますが、案外そんなこともないです。行ってみたい場所がある方は、このくらいの距離だったら準備をしっかりして、まず自転車に乗ってみることをお勧めします。
その時は坂などの地形も把握しておくと怪我もせずに済むので、しっかり準備していってくださいね!