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知っておきたい大人の言葉【語彙力を上げたい!#1】

こんにちは、ともずです。

突然ですが紙一重という言葉、説明できますか?

 

 

「紙一枚の薄さくらいのものすごいわずかな差」を表す言葉で、「紙一重のところで負けちゃった」のように使うのが一般的ですが、

表裏一体などの言葉と似ていることなどもあってなんとなくは知っていても意外と「説明して」と言われたら難しいですよね。

ニュアンスでなんとなく使うけれど、実は誤用してしまっている言葉はいっぱいあるのかもしれません。

もし自分が間違った使い方をしていたら、、、考えるだけでぞっとします。

今回はそんな大人の常識として知っておきたい言葉についていくつか取り上げたいと思います。

また、これは社会人としてはもちろん知っておくべき言葉ですが、大学受験の国語でも必要な知識です。

特に現代文の評論では難解な表現が使用されていて、「途中で知らない単語が出てきて読むのが止まってしまう」なんて事態にも陥ってしまうかもしれません。

このような語彙は知っておけば役に立つことばかりだと思うので、僕と一緒に少しずつ覚えていきましょう。

知っておきたい大人の言葉 #1

イデオロギー

意味
① 信念や態度,意見などの体系

② 政治、制度上の主義信条

                                                                                                               出典:百科事典マイペディア

「イデオロギー」は特に政治分野などではよく見かける言葉ですが、辞書の説明を見てもわかりにくいですね。

意味を見てもイメージしづらいわ!とも思われるかもしれません。

そこで具体的なイメージを掴んでいただくため先に使い方をご紹介します。

「現代の国際政治においては冷戦期のような明確なイデオロギー対立がなく、グローバル化の時代となっている。」

これは「現在の国際政治がグローバル化している」ということを言うために、第二次世界大戦後から1989年まで続いた冷戦期との時代背景を比較しています。

冷戦期ではアメリカを中心とした資本主義という考え方とソ連を中心とした社会主義という考え方によって各国は動いていました。

資本主義とは現在の経済でも中心的な「自由に儲けようとすることができるという考え方」で、社会主義とは資本主義では格差が生まれてしまうため、これをなくすよう国民のお金や土地などを国が管理し、国民に平等に分け与えるという考え方」です。

冷戦期では例えばアメリカ、イギリス、西ドイツなどの国は資本主義という考え方のもとで行動をし、ソ連、ポーランド、東ドイツなどは社会主義という考え方のもと行動をしていました。

資本主義の国同士は資本主義という考え方で、社会主義の国同士は社会主義という考え方でまとまって、お互いに対立していました。

ここで言う、資本主義社会主義などがイデオロギーの具体例にあたります。

つまり、上の例文は現在の世界が冷戦期のように資本主義、社会主義のようなイデオロギーという対立で行動しているのではなく、より複雑に国際的に動いているということを言う内容でした。

まとめると

イデオロギーとは、「資本主義、社会主義のように特定の集団が共通して信じる考え方

を指す言葉なのです。

 

パラダイム

意味
ある時代に支配的な考え方・認識の枠組み

出典:デジタル大辞泉

この言葉はよく「パラダイムシフト」という使い方で見ます。

パラダイムシフトとは、それまで当然だと思ってきた考え方が劇的に変化することです。

これは最近の具体例としては、新型コロナウィルスの拡大により会社に毎日通うというパラダイムが在宅ワークにシフトしたことなどが挙げられます。

聞きなじみのないカタカナ語は意味を推測しにくいのでなかなか覚えにくいですよね。しっかり例文で覚えましょう!

天動説というパラダイムは、地動説の証明によって大きく転換することとなった。

2世紀ごろから17世紀ごろまで、人々は地球を中心として太陽回っていると考える天動説をキリスト教カトリック公認の考えとして当たり前に思っていました。

つまり天動説がパラダイムであったというわけです。

しかし17世紀初めのガリレオ・ガリレイやケプラーの様々な研究結果により現在の地動説が一般的となりました。

 

それにしてもこのパラダイムが転換した当時はものすごい衝撃だったと思います。

明日の新聞で急に、「地球は回転していなくて、太陽が地球の周りをまわっているんだよ」と言われるのと同じですもんね。

びっくりします。

さて、ここで本題に戻ってまとめると

パラダイムとは、「かつての天動説のようにその時代で常識的だとされた考え方やもののとらえ方

を言います。

 

 

逆説

意味
① 一見、真理にそむいているようにみえて、実は一面の真理を言い表している表現
② ある命題から正しい推論によって導き出されているようにみえながら、結論で矛盾をはらむ命題
③ 事実に反する結論であるにもかかわらず、それを導く論理的過程のうちに、その結論に反論しがたい論法

出典:デジタル大辞泉

パラドックスという言葉を聞いたことないでしょうか?

逆説はその日本語訳です。

ということは矛盾的な意味なのかな?と思いがちですがそれだけではありません。

 

説明に入る前にまず「逆説とは、一見矛盾しているようで実は正しい」ということを頭に入れてください。

 

覚えましたか?

では説明に入ろうと思います。

お金持ちになるほど幸せを感じにくくなるというのは逆説的である

ここでの使われ方は矛盾というよりも「一見お金持ちになるとそれだけ幸せをたくさん感じそうだと思っても、実は日常の些細な幸せを感じにくくなってしまう」という使われ方です。

また、例えばことわざの「急がば回れ」もこの意味での逆説であり、ぱっと見「急いでるなら中を直進したほうが早くない?」と思えても実は回り道したほうが早いというように、一見矛盾しているようで実は正しいということを表します。

大学入試の現代文ではこのような使い方で「逆説的である」という表現がものすごく出やすいです。

受験生の方は是非覚えましょう!

まとめると

逆説とは、「①「急がば回れ」のように一見矛盾してそうに見えて実は正しい ②正しそうに見えて矛盾している

ことを言います。

 

ともず

ちなみに順接、逆接といった時の逆接は「しかし」など反対や対比の文の接続を表す言葉なので全く別の言葉です。注意しましょう

 

 

拘泥する

意味
こだわること、また必要以上に気にすること

出典:デジタル大辞泉

拘泥する「(こうでい)する」と読みます。

この言葉はそんなに複雑な意味を持っていませんが、いざ文章中で出てきたら意外と「なんだっけ」となってしまうかもしれません。

例文とともに暗記しましょう。

A君「お前まだそんな小さいとこ拘泥してんのかよ

B君「ここの長さ1ミリ違うだけで変わってくるから!」

覚えていただきたいのは

拘泥とは、「こだわること

だということです。意味も知っていてなおかつ「こうでいする」と読めたらかっこいいですね。

次で今回ラストです!

 

 

表裏一体

意味
相反する二つのものが大もとでは一つであること

出典:デジタル大辞泉

この四字熟語、よく聞きますよね。例えば音楽グループのゆずには『表裏一体』という楽曲があります。

しかしなんとなくニュアンスで理解しているだけでうまく説明できないという方もいるのではないでしょうか。

冒頭でこの言葉と紙一重を混同しやすいということをお話ししました。

しかし両者は全く異なる意味を持ちます。ここではっきりと区別して理解しておきましょう。

 

表裏一体とは、何か二つのものや事があって、それらが密接に関係している。そしてそれはまるで表と裏のようである。ということからきています。

具体例がないと分かりにくいので例文を二つご紹介します。

人の長所と短所は表裏一体である。

例えばあなたに悪いところがあったとして、実はそれが長所になることがあるかもしれません。

人見知りな性格でなかなか多くの友達ができなくて悩んでいても、それはあくまで「友達は多いほうがいい」という価値観に基づいた場合でのこと。

人との深いつながり」という価値観で見ると、人見知りであるということはそれだけ一人一人との関係性を大切にできる素晴らしい人でもあるということです。

 

このように全く違う長所と短所でも、実は表と裏のようにとても密接な関係があるのです。

経済発展と環境問題は表裏一体だ。

この場合も同じで、経済発展と環境問題という全く違うように見えるものでも、多くの製品を作り経済発展することで二酸化炭素が発生してしまうなど両者は密接に関係しています。

 

まとめると

表裏一体とは、「表と裏、長所と短所のように相反するものが切っても切り離せない関係である

ということです。

 

終わりに

本日もし知らなかった単語やニュアンスだけでなんとなく理解していた単語がありましたら、単語帳アプリなどを使って数日後に見直しましょう。

特に国語を受験で使用する受験生の皆さんははっきり意味が分かるようにしましょう。知っているか知っていないかで点数にも大きく影響します。今回紹介した単語で実際に自分で例文を作ってみるとさらに定着し、語彙力向上になります!

「知っておきたい大人の言葉」シリーズとしてこれからも連載していくつもりなので、是非また読んでいただけると幸いです。

読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

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