こんにちは、しんです!
今回は、aとtheの使い分けについて説明していこうと思います。
筆者自身もaとtheの違いには昔から惑わされていて、一時期「theは複数形の時つければいいや」くらいに思ってました(大きな間違い)
昔から文法や文の構成(SVOとかSVOCとか)苦手であんまり覚えるのが得意でないために、いつも感覚で英文を読んでいたのを覚えています。おそらく今もそうですが。
残念ながら僕は英語を厳密に学んでいるわけではないので、あまり文法について詳しくは説明できませんが、aとtheを使い分ける「感覚」だけ皆さんとシェアしたいと思います。
それでは行きましょう!
Contents
そもそもaとtheって必要なの?
最近YouTubeをみていた時に、どの動画かは確かではないですが、「人は必要になった時に何かを覚える」ということを耳にしました。
確かにあまり必要性を見出せない物のために、「覚える」という労力のかかることをしたくないですよね。これは、英語学習にも言えると思います。
では、「aとtheの使い分けを知らないといけない!」と思うために、どうして使い分けが必要なのか日本語で考えてみましょう。
例えば、Aさんが
シチュエーションA
Aさん
といえば、Bくんは
Bくん
と言うと思います(ちょっと乱暴)。
シチュエーションB
では、例えばAさんが
Aさん
と言ったとします。その場合、おそらくBくんは
Bくん
となるはずです。
この例から分かるのは、Aさんがおかしい「Bくんは『ペン』は知っているけれど、それが『どのペン』か知らない」と言うこと。
「これがペンです。」と言われれば「ああ、それがペンなんだね。」となりますが、
「これがそのペンです。」といきなり言われたら、「どのペンなの?」となるのは当たり前ですよね。
この認識の違いが起こらないようにaとtheがあるのです。(筆者の持論)
もっとわかりやすい具体例
もう少しわかりやすく考えてみます。
例えば、先ほどのようにAさんがペンを持っているとします。
そこでAさんが
Aさん
Aさん
と、ペンの山の中にAさんの持っていたペンを投げ入れたとします。
そこでAさんが “Bring me the pen“と言った場合、BさんはさっきAさんが投げたペンを取ってくればミッション完了です。
しかし、”Bring me a pen“と言った場合はどうでしょう。
この場合、Bさんは適当なペンを選んでドヤ顔で渡しても文句は言われません。なぜなら「ペン」を取ってくればいいのですから。
このように、aとtheでは「互いに認識しているかどうか」と言うことが大切になってきます。
aとtheの本質的な違い
aとtheで決定的に違うのは、
a(an)は「単数形の可算名詞」にしかつかないが、
theは不可算名詞や複数形にもつく
と言う点です。これは”a”と”the”の使い分け以前の問題で、このように決まっているので覚える必要があります。
問題は、冠詞として”a”も”the”もつけられる場合に、どうやって使い分ければいいのかと言うことです。
この場合、”a”について考えるのではなく、”the”が使える場合のみ考えます。
そうすれば、あとはそれ以外の時に”a”を使えば良くて済みます。
Theは”1つしかないもの”につく
「1つしかないもの」ってなんぞやと言う話なのですが、要するに「あれ」とか「これ」とか言ったときに「絶対にそれ以外の選択肢がないもの」のことを言います。
例えば、”The USA”とか、”The sun”とか、アメリカと言ったらアメリカしかないですし、太陽と言ったら太陽しかないですよね。
Cくん
とか思う人はいないと思うので。
要するに、一般的な認識として、お互いがわかっていれば”The”を用いて良いと言うことです。
だから、例えば同じ大学に通う学生同士で会話している場合、どちらかが”I went to the Library in this morning” と言ったら、聞いている方は「この人は今日、”大学の”図書館に行ったんだな」とわかります。
Theがつかないと「おかしくなるもの」も
先に述べたように、”The USA” とか “The sun” とかはもちろん、「”the”がつかないとおかしいもの」なのですが、中には、判別しにくいが、”the”がつかないとおかしいものがあります。
それに代表されるのが”the same“です。
僕がアメリカに留学している時、友達から「”the same”はなぜ”the”でないといけないのか」と言う説明を聞きました。
彼女曰く、「the sameと言うのはその前に示したものと同じ、つまり既に説明したもの、知っているものであるから」と言う理由から、the sameにはtheが付いていると説明してくれました。
これは、僕が今まで説明してきたaとtheの使い分け方とはまた違って、英語をネイティブで使っているからこそ分かる軽微な違いだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
“a”と”the”の違いは小さなようで結構大きな違いです。
SNSなどでも、よく”a”と”the”を使い間違えている場面を良く見かけます(筆者もよくやる)。
あまり人の間違いを指摘することは好ましくありませんが、そのような場面に出会った時、「これ”a”で合ってるのかな? “the”が正しいんじゃない?」とか、
自分で英文を書いている時「これって”a”で良いのかな、”the”なのかな」と思えたら成長の証だと思います。
今は理解できないことでも、たくさん英語を読んだり聞いたりしていると、分かってくる時もあります。
筆者自身は文法や構文に詳しいわけではなく、英語を聞いたり話したりして慣れてきた人間なので、あまり詳細な違いまで説明できないことが心残りですが、誰かの助けになれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!