こんにちは、ともずです。
突然ですが、僕は最近気になることがあります。
それは次のような内容です。
任天堂の大人気アクションレースゲーム「マリオカート8DX」をやめることができません。
過去に何度か紹介してきたこのゲームですが、生活の多くをこのゲームに捧げているような気がします。
ゲームをプレイするだけでは飽き足らず、YouTubeでプレイ動画を見たり、今この瞬間記事を執筆していることもそうです。
おそらく僕自身は、マリオカートに中毒的な状態にあると思います。
しかし、インターネット対戦をしていて思うのですが、そこでは非常に多くのプレイヤーがいて、その人たちは何千時間とマリオカートに費やしているのです。
つまりこれは僕だけが中毒的なのではなく、このゲーム自体に大きな魅力があるのではないでしょうか。
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では、なぜそこまでの中毒性があるのか
このゲームが非常に中毒性の高いのであれば、それにはどのような要因が考えられるのでしょうか。
クリアという概念がない
まず一般的なRPGなどとは違い、「クリア」という概念がないことが挙げられるでしょう。
多くのゲームソフトはRPGなどのようにゴールがある「クリア型」と、その場その場で対戦をする「リアルタイム型」の二つに分けられると思います。
例えば任天堂の「クリア型」の代表である「スーパーマリオブラザーズ」にはゴールがあり、達成したらそれ以上高めようという気にはなかなかなりにくいです。
一方で「マリオカート」や「スプラトゥーン」、「Apex Legends」などのようなゲームはクリアを目指すというよりも、瞬間の楽しさがモチベーションとなります。
したがって、長続きしやすいうえに、1、2ゲーム程度という感覚でもできる気軽さがあることが、一つの要因であるということが言えるのではないでしょうか。
圧倒的なグラフィックと音楽
このゲームで僕が何回もプレイしていて飽きない理由で多くの割合を占めているのが、世界観です。
任天堂特有のファンタジー色あふれるアニメーションと、有名な演奏者ばかりを集めて収録されたBGMがなんとも中毒性のある世界観を生み出しています。
特にBGMに関しては、安っぽい機械的な音楽ではなくスタジオでの演奏を収録したものなので曲単体でも完成度が高いです。
これに関しては実際に見たほうが速いと思うので、体感していただきましょう。
大体25:20くらいから紹介されています。
運ベースの実力ゲーム
「マリオカート8DX」はアイテムが2つ保持できるため、アイテムの運や運び方によって自分よりうまいプレイヤーに勝つチャンスはいくらでもあります。
サンダーの位置や青甲羅のタイミングが最悪であれば上位プレイヤーでも負けてしまうことがあります。
しかし本当にうまいプレイヤーはそれらのリスクを考えた上で行動するようになるので、運で決まってしまうようなところを実力でカバーするということが可能なのです。
そこがこのゲームの面白いところではないでしょうか。
どんどん開発される楽しみ方
このゲームは大前提として「アクションレースゲーム」ですが、単純に12人でレースをして勝ち負けを競うだけではありません。
近年では発売から3年以上経っており、遊び方はどんどん増えています。
新しい走法を発見したり、「ノーアイテム杯」などの新しい対戦方法が生み出されています。
つまり、この「変化」が要因ではないかということなのです。
そしてこの「変化」は飽きにくさを生み出します。
様々な遊び方について、いくつかご紹介します。
vsレース
まず基本となるのはvsレースです。
マリオカート8DXにはオンラインでやる場合とオフラインでやる場合があります。
まずオフラインでやる場合は、基本的にCPUと対戦するか、誰かと遊ぶ場合は最大4人まで遊ぶことができます。
主にパーティーゲームとして楽しむのはこちらのオフラインでの場合が多いでしょう。
一方オンラインでは、「世界のだれか」あるいは「国内のだれか」と対戦することができ、これは野良と呼ばれています。
この野良ではレートシステムがあり、1,000からスタートして勝ったら上がり負けたら下がる数字が導入されています(99,999が上限)。
つまり、その人のスキルがそのまま反映されているのです(低くても強い人はいますが)。
レートは大体同じくらいの人同士で組まれるので、強くなればなるほど高度なレースとなっていくことが魅力でもあります。
ともず
野良だけでなく、任天堂公式のものではないですが大会も多く開催されています。
どんどん勝ち上がっていく方式の個人杯や、アイテムなしで純粋に走力で勝負するNIC(No Item Cup)杯など様々な形式があります。
賞金などが発生するものではないですが、強くなれば有名なプレイヤーとも対戦することができるのでそれも魅力なのではないでしょうか。
これまでは「Mario Kart Blog」というサイトでいろいろな大会が主催されてきましたが、運営の都合上2021年2月からは開催されないみたいです。
他のサイトでは開催されるところも多いと思うので「マリオカート 大会」と検索をかけてみてください。
タイムアタック
マリオカートでは、誰かと競うだけでなく、自分自身と競うこともできます。
それがタイムアタックです。
タイムアタックは、そのコースでの自分の最速ゴールタイムを競うというもので、何度も何度も挑戦することで新記録を出します。
また、「ひとりではしる」を選べば純粋に走ることができるので、まるでドライブをしているような気持ちよさがあります。
これだけでも楽しいのですが、タイムアタックをやると「vsレースで強くなる」という大きなメリットがあります。
独走しやすくなるだけでなく、接戦の場においても有利に立ち回ることができます。
マリオカートで強くなるためには避けては通れないものがタイムアタックなのです。
しかし楽しみ方は他にもあり、世界で1番速いプレイヤーのゴースト(その人が走っている姿)と競争することができ、そのようにしてそのコースの世界1位をめざすという楽しみ方です。
驚くことに発売されてから3年以上たっているのにもかかわらず、ほぼ毎日のようにどこかのコースの世界記録が更新されている現状です。
どんどん速い走法が開発されているんですね。
まだまだこのゲームは完成してないのかもしれません。
タイムアタックの魅力といえばやはりこのような「レベルアップしている感覚」なのではないでしょうか。
チーム戦
個人戦だけでなくチーム戦もこのゲームの大きな魅力です。1度に対戦できるのは12人なので、2人(6チーム)、3人(4チーム)、4人(3チーム)、6vs6(2チーム)と4パターンの対戦方法があり、それぞれ戦い方は異なっています。
特に6vs6の形式には現在多くのチームがあり、マリオカートの世界大会である「ワールドカップ」もこの形式で行われます。
チーム戦の面白いところは、自分が1位を取ろうとするのではなく、チーム全体がより上位に入れるように立ち回ることです。
例えば中位で相手を攻撃しまくる役もあれば、仲間を守る役、チームメイトが1位の場合に青甲羅を保持する役(青甲羅は他のプレイヤーと同時に2個出ないため、保持することで1位が安全でいられる)もあり、より戦略が重要となるのです。
また、通話ありの場合は、サンダーを使い味方に無敵アイテムで回避させたり、情報を交換して被弾リスクなどの状況把握をするなど戦略性はさらに広がります。
ともず
バトル
バトルとは、速さを競うものではなく、vsでの花形要素である攻撃を全面に出したミニゲームモードです。
相手の風船を攻撃しポイントで勝負する「ふうせんバトル」や警泥のような「パックンvsスパイ」など様々な遊びがあるので、これらも飽きずに続けられる一つの要因なのではないでしょうか。
YouTubeの普及
前作である「マリオカート8」や「マリオカートwii」の時代と明らかに違うのは、YouTubeが爆発的に普及したことも言えるでしょう。
ゲーム実況という文化が広がっていることで、見る人も投稿する人も増えたため、気軽に上位プレイヤーの走り方やプレイングを参考できる状況にあるのです。
例えば「ミュートシティのショートカットのやり方」、「バックスナイプのやり方」日本代表の人の配信など何から何まで動画があります。
このように、今までの「やりこんだ人だけが上位を独占し、初心者には手の届かないものであった」という状況から、より平等になったということが、「マリオカート8DX」のプレイヤーの拡大につながっているのではないでしょうか。
そしてそのように拡大した層が比較的容易に強くなることができ、ハイレベルなレースができるようになったことが、その人たちの中毒性を引き出す要因となったのではないでしょうか。
どのくらいからが中毒?
さて、様々な要因を挙げましたが、どれだけやっていれば中毒といえるのでしょうか。
まず大前提として、やめるべき時にやめることができなかったら中毒です。
それは例えば「寝なきゃいけないのにやめられない」や「課題があるのについ起動してしまう」などといった場合が考えられるでしょう。
時間に関して言えば、1日のプレイ時間が平均6時間を超えてきたら中毒と言えるのではないでしょうか。
例えば7時間睡眠をとる人が、8時間は仕事や学校に時間を使い、その他(食事、風呂、歯磨き、朝の支度など)の時間に3時間ほど使うと仮定しましょう。1日は残り6時間しかないのですが、仮にこれを超えたプレイ時間を実現しようとすると、どこかの時間を削らなければなりません。
生活の一部に影響が出るほどの時間プレイしており、それを毎日続けられる状態であればそれは中毒的と言っても過言ではないでしょう。
ちなみに、もし平均6時間を1年間続けた場合は1年で2190時間に達します。
これくらいやっていればvsレースのレートを6万から7万くらいまで上げることは可能でしょう。
あまりおすすめはしませんが。
終わりに
今回は「マリオカート8DX」がもつ中毒性について言及していきましたが、ほとんどマリオカートの魅力をお伝えしただけになってしまったかもしれません。
僕自身、睡眠時間を削ってまでプレイすることはよくあり、そのせいで大学の授業に出られなかったことは幾度となくあります。
もちろんこの状態は社会的に見たらよくないことですが、このゲームは本当に魅力的なのです。
生活に支障をきたさない程度にこれからもこのゲームを楽しんでいきましょう。
読んでいただきありがとうございました。