こんにちはともずです。
今回はNintendo Switchのソフト「マリオカート8DX」のレースで、打開をする際に最も基本となる事項についてまとめていこうと思います。
過去にも何度か紹介してきたこのゲームですが、上手くなるには打開は避けては通れないものです。
なぜかというと、すべてのレースで上位でいることは不可能だからです。
例えば現在マリオカート8DXでトップレベルの上手さを誇るくさあん氏であってもすべてのレースで1位でいることはありません。
このゲームは単なるレースゲームではなくアイテムの重要度が高いアクションレースゲームなんですね。
そこで今回は、打開が苦手だという方や、実況者のような打開の動きをしても勝てないという方のために打開の基礎についてお話していこうと思います。
打開以前に、マリオカートで初心者が勝率を上げる方法についてはこちらの記事にあります!

Contents
打開とは
さて、まずそもそも打開とはなんなのでしょうか
しん
このイメージで基本的にあっています。
打開とは、通常のマリオカートのプレイングとは異なり、下位から1位を狙うといういわば一発逆転を狙うことです。
しかし「なぜそんなことをするの?」「普通にプレイングしたほうが安定して上位とれるんじゃない?」という疑問があるかもしれません。
では、上位に上がれないリスクを背負ってまで打開をする理由は一体何なのでしょうか。
打開が強い理由
①被弾するリスクが圧倒的に少ない
このゲームで一番の負ける要因が被弾です。
基本がレースゲームなので、攻撃アイテムに当たってしまい停止している数秒間はかなりの痛手となってしまいます。
また、速度の要となるコインも被弾すると3つ失ってしまいます。
だからこそ被弾はなるべくしないという立ち回りが必要とされます。
打開には、周りが被弾していて自分は被弾しないことでどんどん順位を上げ、安全に1位に近づくことができるという強みがあるのです。
②確実にショートカットできる
中途半端に6位、7位、8位などにいると、加速アイテムが出ず表裏両方が攻撃アイテムを引いてしまって、下位の敵に速度で負けてしまうという場合があります。※もちろん上位に比べると加速アイテムは出やすいですが。
マリオカートではコース内に多くのショートカットが設置されていますが、そのほとんどが加速アイテムでのショートカットを前提としたものです。
したがってほぼ確実に加速アイテムを引くことができる下位は、中位や上位に比べて安定して上位を狙うことができるという強みがあるのです。
強みについてお話しした後に、どんな場面で打開を行うべきかということに触れたいと思います。
打開するべき場面
①初手被弾したとき
やはり一番わかりやすいタイミングは初動で前に行けない時でしょう。
これにはスタートダッシュミス、他プレイヤーに横から押されて落下あるいは減速、一個目のアイテム通過後被弾、最下位からのスタートなどが該当します。
これらはすべて減速しているので、コインがどんどん前のプレイヤーに取られると同時に上位集団に後れを取っているという、非常に不利な状況であるといえます。
このまま上位で勝負をすると、コイン差で他プレイヤーより遅く、また攻撃アイテムが当たりやすい順位を走ることで終始きついレース展開となります。
初動で前に行けない場合は落ち着いてブレーキをかけ、コインを10枚集めましょう。
レースは3周あるので1周目で停止しても全然追いつけます。
②前が詰まりすぎているとき
これはミニマップを見ることでわかるのですが、1位と離れているプレイヤーが少なく多くのプレイヤーが密集しているような場合です。
この密集の中に参加していてはたとえ12位にいても無敵アイテムがかなり出ずらい上に潰しあいに巻き込まれ、打開するにしてもワンテンポ遅れてしまいます。
なぜ無敵アイテムが出ずらいかというと、マリオカートのアイテムボックスは1位から離れている分だけ強いアイテムが出るというシステムになっているからです。
いくら12位でも1位のすぐ近くにいたらいいアイテムは出ません。
上位が密集しているなと思ったら冷静に打開に切り替えましょう。
さあ、打開をする際の前提をお話ししたところでいよいよ実践編です。
打開で主に使うアイテム
打開をするにあたってまずポイントとなるのはどのようなアイテムを引くかということです。
出たアイテムやコースによって戦い方は変わります。
しかしどのコースにも共通して使えるのはキノ3とスターです。
王道の打開法といってもいいでしょう。
キノ3で加速しながら、無敵状態で上位に戻るという打開法です。
これは理想的な形で実際にはそんな綺麗に行くのはなかなか難しいので、被弾しそうになったらすぐに裏のスターを使いましょう。
被弾は一番の負け要因だからです。
ちなみにスターの方が好ましいですが、キノ3テレサでも大丈夫です。
では、どのようにアイテムをそれらのアイテムを準備すればいいのでしょうか
それは「下位」でアイテムボックスを割ることです。
「下位」のアイテムテーブルは「加速アイテム」と「無敵アイテム」が中心で、打開に必要なアイテムが出やすいのです。
対戦する人数が12人の場合、9位以下が「下位」に相当するので、9位以下で割ることを心掛けましょう。
おすすめのサンダー打開法
打開する上で肝になってくるのがサンダーです。
いくら打開のためのアイテムをそろえても、サンダーで消滅してしまったら意味がありません。
そろえたアイテムがなくなるということは、多くの場合3周目にもう一度そろえなおすことになってしまうので、どうしても上がり切れない場合が多いです。
せっかくサンダーを回避できる無敵アイテムが出る下位にいるのであれば、サンダーで打開計画がパーになる危険を対策することが打開で勝つためには必要です。
では、他の人のアイテムがわかりずらいのにどうやってサンダーのタイミングを読むのでしょうか。
一つ、前提としての情報ですが、マリオカート8DXのアイテムボックスはその多くがコース内の3か所に設置されています。
したがって、マリオカートプレイヤーの間では、1-3(一周目の3つ目のアイテム)、3-2(ラスト三周目の2つ目のアイテム)といった呼び方もされます。
僕のおすすめは
2週目のラストアイテムボックス、3周目の最初のアイテムボックスの時に無敵アイテムを使うことです。
先ほどの説明でいう、2-3か3-1ですね。
2週目の2個目のアイテムくらいまではサンダーが降っても立て直せます。
しかしながら3周目の最初を過ぎると、サンダーを打つ側としても、そこで打っても遅すぎて1位には間に合いません。
逆にこの位置で、例えば9位でスターを使いながらダブルアイテムボックスを割り回避をしたら、もう一度キノ3スターを持ちながら上位に食い込むことができ、ほぼほぼ上位が確定します。
サンダーを対策するにはまずは上記の2つの地点で使うことをおすすめします。
打開する上での注意点
さて、方法や強みについてお話してきましたが、もちろん注意点もいくつかあります。
① 打開の途中で落下、被弾しない
② コインを10枚にしておく
③ なるべく早めの決断を
④ 1位と離れ過ぎないが近づきすぎない
以上の4点は特に気を付けましょう。この4つができないと打開が成立しないからです。
まずは、その準備段階で落下や被弾をしすぎないことです。
いくら下位で強いアイテムを引いたとしても落下、被弾を繰り返していたら戻り切ることはできません。
それを防ぐために、タイムアタックやvsレースなどでコースやキャラの操作に慣れることがまず大事です。
コインも重要な要素です。ラストに追い抜こうとするときにコインがないと前でコインがマックスの10枚あるプレイヤーに勝てないからです。
1周目は遅れても全然いいので、確実にコインから集めましょう。
また、決断はなるべく早いほうがいいです。1周目の最後から打開を始めるのと、2週目の最後から打開を始めるのでは全然違いますよね。
前で勝てないと判断したらなるべく早めに打開を始めましょう。
先ほど離れすぎてはいけないという話をしましたが、実は近づきすぎても打開はできません。
繰り返しになりますが、このゲームは1位とどれくらい離れているかによって引けるアイテムが異なっており、近すぎたらいくら最下位でもスターが出ないということがあります。
どのくらいの距離で割ればいいかということことをわかりやすくマップにまとめてくれている記事があるので、そちらを参照してみてください。
参考 コース別テーブル一覧Mario Kart Blog最後に
今回は、基本的な打開法についてまとめていきました。
正直今回の方法は一番の王道をご紹介しただけで、実際に色々な打開法が存在します。
例えば、キラーが通常よりも長く進むポイントまでもっていく打開法や、素早くコインを集めて加速アイテムのみで早めに上位に戻る打開法、3周目になって上位から転落したときに緊急的に停止する打開法などが挙げられるでしょう。
こうすれば確実に上位を取れるという方法はなく、臨機応変に作戦を立てていくことが必要ですが、とにかく前を目指す以外の選択肢として打開の基本的動作を覚えることは上達へのステップとなります。
もう一度ポイントをまとめ直します。
打開する場面:初手で被弾したとき、前が詰まりすぎているとき
打開に使う基本的アイテム:キノ3と無敵アイテム
⇐そのために9位以下でアイテムを割ることが大事
サンダー回避のポイント:2週目の最後or3周目の最初のアイテムボックスで無敵アイテムを使う
今回ご紹介したポイントを基本として、みなさんのスキルアップの手助けとなりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ともず